シルバーフィッシュを見つけたけれど殺虫剤は使いたくないあるいは手元にないという場合に役立つのが家にある身近な材料を使って作る自作の捕獲トラップです。彼らの習性と身体的な特徴を逆手に取ったこの罠は驚くほどシンプルでありながら高い効果を発揮することがあります。最も有名で効果的なのが「ガラス瓶トラップ」です。用意するものはジャムやピクルスの空き瓶などのガラス容器とマスキングテープそして餌となる小麦粉やパン屑だけです。作り方は簡単です。まずガラス瓶の外側全体にマスキングテープをぐるぐると巻き付けます。これは足場を作るためです。シルバーフィッシュはツルツルした垂直の壁を登ることはできませんがテープのようなざらついた表面であれば登ることができます。次に瓶の中に餌となる小麦粉を少量入れます。これで完成です。このトラップを彼らが通りそうな壁際や家具の隙間に設置しておきます。仕組みはこうです。餌の匂いに誘われたシルバーフィッシュはテープを伝って瓶の縁まで登り餌を求めて瓶の中へと滑り落ちます。しかし一度中に入ってしまうと瓶の内側はツルツルしたガラス面であるため彼らは登って脱出することができずそのまま瓶の底に閉じ込められることになるのです。翌朝瓶の中を確認し捕獲されていればそのまま処分します。もう一つの方法は「濡れ新聞紙トラップ」です。彼らが湿気と紙を好むことを利用した罠です。古新聞を水で軽く湿らせて軽く丸め輪ゴムなどで緩く留めておきます。これを就寝前に床に置いておくだけです。夜の間餌と隠れ場所を求めてシルバーフィッシュが新聞紙の隙間に入り込みます。翌朝まだ彼らが中に隠れている間に新聞紙ごとビニール袋に入れて捨ててしまうか焼却処分します。この方法はコストがかからず毎日新しい罠を仕掛けられるというメリットがあります。これらのDIYトラップは市販の殺虫剤のような即効性や全滅させる威力はありませんが部屋の中にどれくらいの数が潜んでいるのかをモニタリングするのに非常に役立ちます。また薬剤を使わないため小さな子供やペットがいる家庭でも安心して設置できるのが最大の魅力です。化学物質に頼らず知恵と工夫で害虫と戦うこのプロセスは意外と楽しく実験感覚で取り組めるかもしれません。まずは今夜キッチンにある空き瓶で罠を仕掛けてみてはいかがでしょうか。翌朝の収穫が楽しみになるかもしれません。